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どの教材を使用するかは、その後の学習の効率を大きく左右する大きな問題です。そのため、慎重に選定したいのですが、書店の学習参考書コーナーに行くと、あまりにも多くの教材があって、どの教材を買うべきか迷ってしまいます。また、友人との会話の中でも、「あの問題集良いよ」とか「○○先輩はこの問題集で△△大学医学部に合格したらしいよ」のような話がよく出ることでしょう。このように生徒さんの周りには教材の選定についての情報が溢れています。そのため、生徒さんは教材の選定について、次のようなこと考える傾向にあります。
- これらの答えは共にYESであれば良いのですが、共にNOであることが多いのが現実です。ここで教材選定の極意をご紹介します。
教材は、現在の自分の学力に合ったものを選定すべし。
ご質問の方のように偏差値が50前後の場合には、基礎的な事項を徹底的に学習すべき段階にあります。そのため、例えば、教科書や基礎的な事項を丁寧に解説してくれている参考書で習得すべきことを習得して、教科書傍用問題集のようなものでその確認を行う必要があります。このような基礎的な事項を大切にする学習がなければ、偏差値50の壁を突破することはできません。
一方、偏差値が70を超える方の場合には、基礎的な事項の学習というよりも、それまでに習得してきているものを更に伸ばすための応用的な内容に比重を置いて学習すべき段階にあると言えます。そのため、例えば、良質な入試問題を集めた問題集を解き進めていき、基礎的な事項を確認しつつ、応用力を養っていく必要があります。そうすれば、偏差値75以上も夢ではなくなってきます。
以上のように学力レベルが異なれば、必要となる学習方法も異なります。そのため、自ずと使用すべき教材も異なることになります。ですので、自分よりも優秀な先輩や友人が使用している教材と同じものを使用しても、必ず学力が伸びることにはならないのです。
では、有名な教材はどうでしょう。確かに有名な教材は先人の学力を伸ばすことに役立ってきていることは言うまでもありません。しかし、やはりその教材が自分の学力レベルに合っていないと、必ず学力が伸びることにはならないのです。難問ばかりを集めた問題集がいくら有名だからといっても、偏差値40台の生徒さんにとっては何の役にも立たないということは容易に予想がつきます。
教材を選定する際には、現在の自分の学力を客観的に診断して、そのレベルに合ったものを選定してください。