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これは、受験生、特に浪人生からよく相談されることです。やはり大学受験は大変ですから、ほとんどの大学受験生はこのような状況に陥ると言っても過言ではありません。私自身も、特に浪人している時には、このような状況に陥ってしまい、大変辛い思いをしました。その後、数多くの生徒さんの指導を担当させていただいておりますが、このような状況に陥った時の対処法で有効なものはいくつもあります。その中で代表的なものをご紹介します。
- 何かに行き詰った時に、まずは1歩だけ踏み出してみようとトライしてみると、意外と2歩、3歩と進み、気付いてみると、結構先まで進んでいることがあります。勉強にも同じことが言えます。
- 疲れている時などに、新たな勉強をしようとすると、気が進まなくなることがあります。そのような時には、一度勉強したことのあるものの復習をするのも一法です。特に普段あまり復習に時間をかけていない人にお勧めな方法です。
- 普段の勉強では、好きな科目や単元ばかりを勉強するのは、良くない勉強法の代表例でしょう。しかし、勉強が手につかない時は別です。自分の好きなところを勉強することによって、その後の勉強がスムーズに進むことも多いものです。
- 例えば、英語ならTOEFLの問題を解いてみたり、理科なら雑誌「nature」の記事をパラパラと読んでみてはどうでしょう。受験には直接関係ないので、気分転換になります。しかし、受験に全く関係ない訳ではないので、勉強していないという罪悪感もありません。
- 勉強を進めている時には、プリントの整理やノートのまとめなどをついつい後回しにしてしまう人も多いと思います。本来的には、その都度処理していることが理想なのですが、もし処理が後回しになっている場合には、勉強が手につかない時に、まとめてやってしまうと良いと思います。
- 勉強机から離れて息抜きをすると、気分がスッキリします。近くを散歩したり、本屋さんに行ったり、コンビニに行くのも良いと思います。また、このようなリラックスしている間に、気になっていた問題の解法を思いつくこともあります。
- 対処法1~6でも、勉強が手につかないのであれば、その日は勉強しないと決めてしまうのも一法です。しかし、それで遊んでしまっては台無しなので、その後の勉強のための準備をしてみてください。一番良いのは、勉強の計画を立ててみることです。そうすれば、「自分の志望校に合格するためには、この時期までに、この教材を終えなければならない」と考えることになります。すると、「やっぱり勉強しなきゃ」と思うはずです!
以上、7つの対処法をご紹介しました。勉強が手につかないという状況に陥った時には、ちょっと試してみてください。きっと、良い結果が得られると思いますよ!