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面接対策はもちろん必要です。と言いますのも、そもそも医学部入試における面接の重要性は年々増してきているのです。これには次のような背景があるようです。
― 偏差値の高い難関大学医学部を卒業した医師であっても、人とのコミュニケーションがうまく取れないと、医師、特に臨床医としては十分には機能しないのではないかと問題視されている。
私のいる東大螢雪会でも、2次試験の面接の重要性を感じされる出来事がよく起こっています。ここで、4浪で埼玉医科大学(後期)に最終合格した生徒さんの例をご紹介します。
彼は3浪時には受験したすべての医学部において1次試験で不合格となってしまいました。その後4浪となり、さらに努力を重ねたところ、学力が急上昇して、受験したほとんどすべての医学部において1次合格することができました。しかし、彼はいわゆるイケメンで、高校時代にかなり乱れた生活を送っていたとのこともあり、一見して医学部入試の面接では不合格になりそうなタイプでした。そのため、彼が初めて1次合格した際に、私は面接対策をしようと申し入れました。しかし、彼は「自分1次試験で結構点数取ってるんで、大丈夫っす。面接なんて余裕っす」と言って、面接対策をしようとしませんでした。そして、面接試験には、おしゃれな髪型に、髭を整え、派手なスーツを着て行ったとのことでした。案の定、受験したすべての2次試験で最終合格することができませんでした。そのような状況の中で入試日程が進んでいき、いよいよ後半戦となり、埼玉医科大学(後期)に1次合格した時、私はあらためて彼に声を掛けました。「医学部に合格する気があるなら、面接対策をしよう」そうしたところ、彼は「何としても今年度医学部に合格したいです。面接対策をお願いします。必要なことは何でもやります」と答えてくれました。
その後、彼の面接対策で行ったことは以下のとおりです。
面接試験後、彼に面接の様子を聞いたところ、こちらが想定した通りに進んでいました。そして、彼は最後の最後で埼玉医科大学に合格することができました。
医学部に合格するためには、学科試験で合格点を取る必要があることは、もちろん言うまでもありません。しかし、それだけでは不十分なのが医学部入試の厳しさの一つかもしれません。なお、医学部入試の面接対策は受験する大学毎に行う必要があります。そのため、信頼できる予備校のアドバイスを受けることをお勧めします。十分な面接対策を行って、医学部合格を勝ち取ってください!