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大手予備校の中でもK塾のテキストは非常に良くできています。最新の受験の動向を踏まえて、受講する生徒さんに幅広く必要になると考えられるものが収録されています。そのため、1つの科目のテキストであっても、複数冊に及ぶことがほとんどです。例えば、英語については、英文法用のテキスト、英作文用のテキスト、長文読解用のテキスト、英熟語や構文をまとめたテキスト等となります。
ところで、勉強を進めるに当たって、予習・復習が大切であることは、もちろん言うまでもありません。そのため、勉強の効果を最大限に引き出すには、予習も復習もする必要があります。しかし、ここで冷静になって考えるべきことがあります。それは、「大手予備校に通いながら予習も復習も完璧にこなすことができるのか」ということです。
― 大手予備校に通っていると、朝から夕方までいくつもの講義を受けることになり、自習の時間を十分に取ることはできません。このような中では、予習にも復習にも十分な時間を費やすことは物理的に不可能なことが多いのが現実です。
このような場合には、予習と復習のバランスに気を配る必要があります。つまり、場合によっては、予習中心にしたり、復習中心にしたりするのです。ちなみに、「予習中心」とは、「予習(メイン)+復習(サブ)」のような時間配分で進め、「復習中心」とは、「予習(サブ)+復習(メイン)」のような時間配分で進めることを指します。いずれの場合も、予習も復習もすることになるということに注意してください。なお、「予習中心」=「復習はしない」、「復習中心」=「予習はしない」と考えている受験生が多いのが残念です。勉強を進める際には、やはり予習も復習もするのが基本です。
では、ご質問の方のように大手予備校に通っている場合は、「予習中心」と「復習中心」のどちらが良いと思いますか?この答えは決まっています。一般的には「復習中心」で進める方が大きな成果につながる可能性が高いと言えます。私のいる東大螢雪会には、大手予備校と併用されている生徒さんが毎年数多くいらっしゃって、彼らを医学部合格に導いてきていることで実証済です。
次に、どの程度まで予習をして、どの程度まで復習をすると効果的かということについてお話しします。これは生徒さん1人1人の学力の程度によって異なりますので、一律に申し上げづらいのですが、概ね次のようなことが言えます。
大手予備校の授業を最大限に生かすには、自らの学力と相談して、予習と復習のバランスに気を配って進めてください。そうすれば、きっと良い結果が得られます!