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もちろん間に合います!と言いますか、間に合うように頑張るしかないのです。よく言われていることですが、「もう1浪してもいいかな」と考える人は、少なくともその時点から更に2浪する可能性が高いようです。これは根性論のように聞こえるかもしれまんが、実は、このようなことを考える人が陥りやすい負のスパイラルというものがあるのです。
「もう1浪してもいいかな」と考える。
→ 「受験までまだ1年以上もある」と考える。
→ 「今は頑張らなくても大丈夫だ」と考える。
→ 今勉強すべきことを後回しにする。
→ わからないことが解消されずに残る。
→ それが積み重なって、さらにわからなくなる。
→ 学力が下がっていく。
→ 再び「もう1浪してもいいかな」と考える。
このような負のスパイラルに陥っている受験生は意外に多く、いわゆる多浪生になる原因の大きな1つと言えます。そのため、1年でも早く志望校の医学部に合格するためには、とにかくこの負のスパイラルに陥らないようにすることです。そのためには、「何が何でも今年度の入試で志望校の医学部に合格するんだ!」、つまり「何が何でも今年度の入試に間に合わせるんだ!」という強い気持ちを持つ必要があります。そして、すぐに本格的な勉強を開始してください。
では、具体的にどのような勉強から開始すべきかということについてお話します。予備校の授業は全部受けてきていて、問題の解答も揃っているとのことですので、まずはその総復習から開始してみてはどうでしょうか?大手予備校のテキストは通常受験に必要な範囲を網羅するようにつくられていますから、バランスの良い勉強ができます。また、そうすることによって、これまで予備校に費やしてきた時間と労力も報われることになります。
ところで、先程の「何が何でも今年度の入試で志望校の医学部に合格するんだ!」という強い気持ちを持つということに関して、ある生徒さんのお話をさせていただきます。
ーその生徒さんは、ある中堅の私立大学の文系学部に在籍していましたが、医師になって社会貢献をしたいと一念発起をして、医学部合格を目指して再受験することを決意されました。文系学部に進学していたこともあって、英語は比較的得意でしたが、理系科目はほとんど勉強をしたことがない状況で、その年の4月に私のいる東大螢雪会に入会されました。そして、理系科目は基礎の基礎から徹底的に勉強されましたが、受験勉強からのブランクもあって、なかなか学力は伸びませんでした。しかし、「何が何でも今年度の入試で志望校の医学部に合格するんだ!」という強い気持ちを持ち続けて、日々奮闘されていました。模試が実施される春から秋の期間では目覚ましい結果を出すことはできずに、理系科目の偏差値は40台のままでした。しかし、受験直前まであがきにあがいて、ジリジリと学力が伸びてはいきましたが、数学ⅢCが全く手つかずの状態で受験をすることになってしまいました。そのため、誰もが不合格を確信していましたが、なんと!第1志望であった聖マリ医大に見事合格することができたのです!
合格後にその生徒さんは言いました。「何が何でも今年度の入試で志望校の医学部に合格するんだ!という強い気持ちを持ち続けることができたことが勝因です。ただ、その気持ちが折れそうになったことは何度もありました。そこでしっかりと支えてくれたのは、東大螢雪会の先生たちです」と。この生徒さんの合格は、本当に心に残る合格の1つです。