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この質問もよく頂きます。意外に思われる方も多いかもしれませんが、親御さんが医師の場合、同じ悩みを持っている生徒さんは多いかもしれません。
医学部入試では、ご存じのとおりに、ほとんどすべての大学で面接が実施されます。面接が実施されれば、「医師を志望する理由」は最も問われやすい質問となります。また、最近の医学部入試では、面接を重視するという大きな流れがあります。やはり、「勉強だけができても、人としてNGなら、医師には不向きである」という考え方なのでしょう。となると、当然のことながら、しっかりとした「医師を志望する理由」を用意する必要があり、「親が医者だから」だけではダメということになります。
このような面接官の心の動きの中で、自分を印象付けるための「医師を志望する理由」を用意する必要があります。面接官をアッと驚かせるような奇想天外なことを言えば良いのでしょうか?いいえ、それも面接でやってはいけないことの1つです。ここでは、「面接官は大人の人だ」ということを忘れてはいけません。大人の人が別の人を慎重に選別する際には、ともすると手のひらから飛び出してしまうような奇想天外な人を選ばないものです。大人の人である面接官が慎重に受験生を選別する際にも、同様のことが言えます。
となると、面接で効果的に自分を印象付けるためには、「あなただけのオリジナリティのあるもの」そして「将来医師になる人物としての資質を感じさせるもの」を「医師を志望する理由」にすることが必要となります。
そうすることによって、医師を志す自分の姿勢も磨き上げられていきます。