• 完全1対1の医学部受験専門コース

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帝京大学

2023年度 入試概要

一般選抜

募集人員87名

試験科目・時間・配点

1次試験<必須科目>
外国語(60分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
<選択科目>
数学
数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
国語
国語総合(古文・漢文を除く)
以上、計3教科5科目から2科目選択(120分・200点)
2次試験課題作文
 30分。出題されたテーマについて、キーワードを全て使って、自分自身の考えを300字以内で書きます。
面接
 受験者1名に対し教員2名で10分程度行われます。

大学入学共通テスト利用選抜

募集人員8名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
<必須科目>
外国語(100点)
「英語」
※リーディング(100点満点)の点とリーディング(100点満点)を80点満点に圧縮した点にリスニング(100点満点)を20点満点に圧縮して加えた点の2通りの点が算出され、高得点の方が採用されます。
<選択科目>
国語
「国語」
※近代以降の文章(100点満点)と近代以降の文章に古典(古文・漢文)(100点満点)を加えた点(200点満点)を100点満点に圧縮した点の2通りの点が算出され、高得点の方が採用されます。
数学
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」
理科
「物理」「化学」「生物」
以上、計3教科8科目から2科目選択(各100点・計200点)
※数学2科目の組合せは認められていません。
※3科目以上受験した場合は高得点の2科目が合否判定に採用されます。
2次試験英語(長文読解)
 60分。英語による長文を読み、和文で要旨を200字以内、意見を400字以内で書きます。
課題作文
 30分。出題されたテーマについてキーワードをもとに自分自身の考えを300字以内で書きます。
面接
 受験者1名に対し教員2名で10分程度行われます。

過年度入試結果

一般選抜

概要

 
年度募集人数志願者数受験者数
A
1次試験合格者数2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2022896,3906,029非公表非公表非公表非公表17135.3
2021896,6406,236非公表非公表非公表非公表17236.3
2020918,2297,768非公表非公表非公表非公表17644.1
20191007,3436,923非公表非公表非公表非公表19835.0
20181008,4997,697非公表非公表非公表非公表16147.8

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2022非公表非公表
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202220230067.33%最高点276点(92.00%)
202121130070.33%最高点261点(87.00%)
202021530071.67%最高点252点(84.00%)
201921230070.67%最高点255点(85.00%)
201821730072.33%最高点274点(91.33%)

大学入学共通テスト利用選抜

概要

 
年度募集人数志願者数受験者数
A
1次試験合格者数2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202210581569非公表非公表非公表非公表1343.8
202110647636非公表非公表非公表非公表1348.9
202010868852非公表非公表非公表非公表1085.2
2019101,0531,037非公表非公表非公表非公表10103.7
2018101,1051,101非公表非公表非公表非公表10110.1

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2022非公表非公表
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202244260073.67%最高点497点(82.83%)
202151260085.33%最高点577点(96.17%)
202048360080.50%最高点543点(90.50%)
201950460084.00%最高点550点(91.67%)
201846360077.17%最高点563点(93.83%)
201747160078.50%最高点559点(93.17%)

一般選抜の出題傾向分析

1 英語

A 出題内容

※下表については、3日間のうちいずれか1日のものを記載しています。

2021年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明、アクセント、内容真偽、主題、英文和訳など
2読解空所補充
3読解内容説明
4文法・語彙語句整序
2020年度
大問番号項目内容
1読解内容説明、空所補充、意味の異なる動詞、内容真偽、主題、英文和訳
2読解空所補充
3読解内容説明
4文法・語彙語句整序
2019年度
大問番号項目内容
1読解同意表現、誤り指摘、空所補充、アクセント、主題、内容真偽、英文和訳
2読解内容真偽
3読解内容説明、主題
4文法・語彙語句整序
2018年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、語形変化、内容真偽、主題、英文和訳
2読解空所補充
3文法・語彙同意表現
4読解内容真偽
2017年度
大問番号項目内容
1読解アクセント、発音、同意表現、空所補充、語句整序、内容真偽
2読解空所補充、語句整序
3文法・語彙空所補充
4文法・語彙誤り指摘

B 傾向

記述式だが、ほとんどは記号問題である。近年は、大問1が比較的長い長文総合問題、大問2・3がやや短めの長文問題、大問4が整序英作文という構成となっている。

長文の総語数は増加傾向にあり、1,000~1,500語程度で、試験時間を考えると多めである。長文の内容は医系のものが多い。専門的な内容を含む場合もあり、それほど容易ではない。また設問に紛らわしいものが含まれることもある。長文の長さや、小問の形式はあまり一定しておらず、年度・日程によりまちまちである。

大問1は約600語の長文総合問題で、記号問題に加えて、和訳などを直接記述する問題が1題出題されることが増えている。大問2・3は短めの長文で、基本的に記号の選択問題である。1題は空所補充問題が中心で、もう1題は内容に関する設問が中心になっている場合が多い。大問4は整序英作文で、日本語訳が与えられており、7箇所程度の空欄が設定されている。

2 数学

A 出題内容

※下表については、3日間のうちいずれか1日のものを記載しています。

2021年度
大問番号項目内容
1小問2問(1)定積分
(2)2つの放物線と共通接線で囲まれた面積
2小問2問(1)空間ベクトルの内積、三角形の面積
(2)二等辺三角形と三角比、3倍角の公式、余弦定理
3小問2問(1)対数不等式
(2)対数関数の最小値
4小問2問(1)玉を取り出す確率
(2)数列の和
2020年度
大問番号項目内容
1小問2問(1)3次曲線と接線で囲まれた部分の面積
(2)放物線に引いた2本の接線のなす角
2三角関数三角関数の合成、2次関数の最大値
3小問2問(1)原点から空間の2三角形に下ろした接線のなす角の余弦
(2)2つの放物線の交点を通る直線
4小問2問(1)コインを投げる反復試行の確率
(2)条件を満たす自然数を要素とする集合、その個数、素因数分解
2019年度
大問番号項目内容
1微・積分法放物線と直線の交点、線分とグラフで囲まれた部分の面積
2小問2問(1)ベクトルの内積と三角形の面積
(2)円と放物線、3倍角の公式
3小問3問(1)指数・対数
(2)指数関数の最小値
(3) 1次不定方程式の正の整数解
4小問2問(1)3項間漸化式
(2)同じものを含む順列
2018年度
大問番号項目内容
1微・積分法3次曲線の接線、3次方程式の解、放物線の接線、放物線・直線と面積
2三角関数三角関数の合成と最大値と最小値
3小問2問(1)3次方程式の虚数解と実数解
(2)対数方程式が解をもつ条件
4小問2問(1)さいころの確率
(2)漸化式と一般項の条件
2017年度
大問番号項目内容
1微・積分法\(x\)軸に接する3次曲線と面積、3次関数の極値
2数列三角関数で表される等差数列
3確率玉を入れかえるときの確率、漸化式
4小問2問(1)平行六面体の体積
(2)指数関数と最小

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bであり、数学Ⅲが含まれない。なお、数学Bは数列とベクトルから出題される。出題形式は空所補充式であり、答だけが求められている。小問集合が多く、バランスのとれた出題内容である。ただし、整数の問題はあまり出題されていない。

標準レベルまでの問題が多く、難問はほとんど出題されていない。また、試験時間が他の科目と合わせて120分であり、時間の余裕はあまりない。

3 物理

A 出題内容

※下表については、3日間のうちいずれか1日のものを記載しています。

2021年度
大問番号項目内容
1力学剛体のつり合い:壁や松葉杖を使って体を支えるときの力とモーメント
2電磁気オシロスコープの簡易構造と電子がブラウン管表面に達する位置座標、交流回路の各部の電位差をブラウン管に表示したときの波形
3熱力学体積-温度のグラフで示された気体の熱サイクルについて各種物理量を求める
2020年度
大問番号項目内容
1力学鉛直面内の円運動
2力学パック(アイスホッケー)に与える力積
3波動近視と遠視
4電磁気スイッチの切り替えによる電荷の移動
2019年度
大問番号項目内容
1力学直線上と平面上における2物体の衝突
2力学壁にたてかけられたはしごのつり合い
3電磁気平行移動する導体棒に生じる誘導起電力
4原子・波動電子線の干渉
2018年度
大問番号項目内容
1力学台車上の立方体にはたらく力
2電磁気回転する直線導線に生じる誘導起電力
3熱力学シリンダー内の気体の状態変化
4原子放射線崩壊
2017年度
大問番号項目内容
1力学振れ角が大きい振り子の振動周期
2電磁気点電荷による静電気力、位置エネルギー
3電磁気磁場中の荷電粒子の運動
4原子X線の発生

B 傾向

出題形式は全問記述で設問数は20~25程度である。出題範囲は「物理基礎・物理」からの全範囲である。「力学」「電磁気」は必ず出題されていて、他の大問は「波動」「熱力学」「原子」のいずれかからの出題である。

難易度は易~標準レベルであり、典型問題が多いが、ときおり見慣れない問題もある。例えば2021年度ではブラウン管オシロスコープが登場するが、最近の授業では使われなくなった装置であるだけに存在自体を知らない学生が多いであろう。その場合も問題をよく読めば装置の意味は容易に理解できるように作られているので、焦らずにしっかり読み込むことである。

試験時間に対する問題量は適当で、多少の余裕がありそうである。

4 化学

A 出題内容

※下表については、3日間のうちいずれか1日のものを記載しています。

2021年度
大問番号項目内容
1理論原子量の定義・物質量、同位体、原子量の定義の変更、気体の体積、組成式、単分子膜を用いたアボガドロ定数の測定
2有機C, H, Oからなる化合物の構造決定
3理論電子軌道、副電子殻、輝線スペクトル、リュードベリの式
4有機・理論無機触媒・酵素、医薬品と化学、糖類の加水分解、アミノ酸の等電点、合成高分子化合物、アルコール発酵、合成ゴム
2020年度
大問番号項目内容
1理論・無機標準溶液の調整、混合気体中の二酸化炭素の定量、pH
2理論・無機ケイ酸塩工業、ケイ素の結晶構造
3有機芳香族化合物の性質や反応性、構造異性体、配向性
4有機・理論天然ゴムと合成ゴム
2019年度
大問番号項目内容
1理論イオン化傾向、ボルタ電池、ネルンストの式を用いた起電力計算
2有機メタン分子の立体構造、異性体数、炭化水素化合物の構造決定
3無機陰イオンの定性分析
4有機・理論プラスチックのリサイクル、機能性高分子、陽イオン交換樹脂
2018年度
大問番号項目内容
1理論化学的酸素要求量(COD)の測定、酸化還元反応
2有機芳香族化合物の性質
3理論・無機アルミニウムの製造と性質、結晶格子
4有機・理論糖類の性質、高分子化合物の重合度と平均分子量
2017年度
大問番号項目内容
1理論化学結合、沸点上昇、溶解度、イオン結合の密度
2有機・理論エタノールを中心とした反応、サリチル酸の合成とその誘導体
3無機・理論マグネシウムの燃焼、銀の錯イオンと沈殿生成、黄色を示す物質、ハロゲンの性質、合金
4理論・有機アミノ酸の性質と緩衝作用

B 傾向

大問4題で記述式であるが、選択問題が多い。試験は3日間行われ、日によって難易度にばらつきがある。

2021年度は副電子殻、 輝線スペクトル、 Fischer投影式、 DL表記、2020年度はRS表記法など大学の教養課程程度の内容が出題されている。リード文があるため、しっかりと読めば解答できるように問題は作られているものの、限られた試験時間の中で内容を完全に把握し解答するのは難しく、全問完答するのは難しいだろう。また、正誤問題でかなり細い知識を問われることがある。

5 生物

A 出題内容

※下表については、3日間のうちいずれか1日のものを記載しています。

2021年度
大問番号項目内容
1遺伝情報、細胞細胞成分の合成と輸送、原核生物、真核生物のタンパク質合成
2体内環境血液の流れ、肝臓、腎臓の構造と働き、ホルモン
3遺伝情報遺伝子の配列解析、PCR法の応用
2020年度
大問番号項目内容
1体内環境、遺伝情報抗体分子(計算)、抗原体反応、ワクチン、抗体薬
2遺伝情報転写の調節、RNAの特徴、スプライシング
3体内環境体温調節、甲状腺ホルモン
4総合細胞融合、体細胞雑種、遺伝(計算)、組織培養、植物ホルモンの働き
2019年度
大問番号項目内容
1体内環境ホルモンによる体液の塩分濃度の調節、血糖量の調節
2遺伝情報ゲノム配列解析法、遺伝的多型、一遺伝子多型、遺伝子頻度(計算)
3体内環境、代謝血しょうの成分、ヘモグロビンの代謝、肺胞の機能、呼吸の経路、黄疸
4体内環境自然免疫と適応免疫、調節遺伝子とタンパク質
2018年度
大問番号項目内容
1体内環境免疫反応と疾患
2代謝光合成と細胞の代謝(計算)
3体内環境腎臓の構造と機能(計算)
4遺伝情報真核生物の遺伝子発現調節
2017年度
大問番号項目内容
1遺伝情報遺伝子と発現
2動物の反応光と音の受容
3生殖・発生被子植物の生殖と遺伝
4進化・系統原始生命の進化と代謝

B 傾向

記述式だが、選択式の問題が比較的多く、求められる記述量は少ない。「ひらがな4字で解答せよ」といった字数を指定してひらがなやカタカナで解答を求める問題も毎年度出題されている。

試験は3日に渡り、どの日でも計算問題、記述問題が1問は出題されているが、ほとんどが標準的な問題である。選択問題は正解選択肢を一つだけ選ぶ問題だけではなく複数選ぶ問題もあり、多岐に渡る。空所補充問題は空所の個所数が多く、前後の文章の流れから正解を選ばなくてはならず、読解力を必要とする。時間的には少し足りなくなる可能性がある。

出題内容としては遺伝・遺伝情報・体内環境・生殖と発生からの出題が多い。

小論文・面接

1 小論文

  • 課題作文と称して、与えられたテーマについてキーワードを全て使って、自分の考えを書く問題が出題されます。
  • 制限時間は30分、字数は300字です。

過去のキーワード例

  • 「医療の発展」と「信頼」
  • 「医療費」と「少子化」
  • 「専門分野」と「総合診療」
  • 「国の財政赤字」と「低所得者」
  • 「正確」と「信頼関係」(テーマは「AIをどのように信用し活用してくべきか」というもの)

2 面接

面接の形態個人面接(面接官2人に対し受験生1人)
面接時間5~10分
質問例帝京大学を志望する理由
医師を志望する理由
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの
大学の実習グループの中の一人が、成績があまりよくなく実習に来なくなってしまった。そのときどのように行動するか

学納金等

学納金

6年間計39,372,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金1,050,000円 
授業料3,150,000円3,150,000円
施設拡充費2,100,000円2,100,000円
実験実習費227,000円227,000円
医学教育維持費2,835,000円525,000円
合計9,362,000円6,002,000円

諸会費等

項目初年度次年度以降(毎年度)
学生傷害保険費8,140円 
合計8,140円0円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A(%)
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A(%)
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A(%)
第117回(2023年3月16日発表)14414011682.912512310988.61917741.2
第116回(2022年3月16日発表)17016414689.014113613397.828281346.4
第115回(2021年3月16日発表)14314011280.011311210593.83028725.0
第114回(2020年3月16日発表)14414111279.41121099486.232321856.3
第113回(2019年3月18日発表)14714611478.112412410383.123221150.0
第112回(2018年3月19日発表)15713911784.213011210291.127271555.6