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網谷 史人君
・在籍コース:単科生コース<高卒部/教室授業>
・合格校:北海道大学(医)、国際医療福祉大学(医) 、昭和大学(医)
・出身高校:開成高校
・聞き手:兼田主事
・日 程:平成31年3月31日(日)
・場 所:東大螢雪会四谷本校
■ 厳しい受験を乗り切った今、どのようなお気持ちですか?
― 正直合格して、ほっとしています。私は2浪時に志望校を東大(理Ⅰ)から医学部に変更しました。将来のことを漠然としか考えていませんでしたが、この1年で自分の進むべき道が明確になりました。
■ 昨年度の入試では1校も1次合格できませんでしたが、今年度は国公立大学を含めて3校に最終合格されました。その勝因は何だったと思いますか?
― 昨年度までは科目間のバランスが悪かったと思います。今年度は各科目において苦手な分野を直視し、逃げずにしっかりと取り組んだのが良かったのだと思います。
■ 医師を志したきっかけを教えてください。
― 自分自身、メンタル面が体調に影響する不調に悩まされ、苦労しました。同じように苦しんでいる人の手助けになりたいと思い、医学部を志望しました。また、人とのコミュニケーションを伴う仕事に就きたいと考えていたことも一つの理由です。
■ 受験校はどのように決めましたか?
― 10校くらいを考えていましたが、受験料や入学後の学費を考え、国公立大学を第一に据えました。出願したのは6校で、実際に受験したのは4校です。なお、国際医療福祉大学(医)の試験の手応えが良く、おそらく合格できると確信したため、順天堂大学(医)と慶應大学(医)は棄権しました。
■ 入会までの経緯をお聞かせください。
― 従兄弟が以前、螢雪会で指導を受けていたのが知ったきっかけです。私は2浪目ということもあり、自分自身に足りない分野だけをピンポイントで指導してもらいたいと思っていました。そのためには、自分に適した優秀な先生が見つかる螢雪会が適切だと考えました。
■ 東大螢雪会への入会の前後で勉強に対する姿勢は変わりましたか?
― 先生がペースメークしてくれて、計画通りに進んだため、焦ることなく勉強に取り組めた点が大きかったです。
■ 東大螢雪会のマンツーマン指導はどうでしたか?
― 私は英語と数学をそれぞれ1回2時間×週1回のペースで受講していました。また、物理と化学については、必要な時に柔軟に授業を設定してくれるなどの対応していただけたのが有り難かったです。
■ 別途通われていた医系予備校との違いは何ですか?
― 自分自身が積極的に質問に行けるタイプでなかったため、1人の先生を独占して気軽に質問できるマンツーマン指導は有り難かったです。また、自分の納得できる市販の教材を使用できることも大きな違いです。
■ 東大螢雪会ではどのような毎日を過ごしていましたか?
― 年度の途中から医系予備校の通常授業には出席することをやめ、選択授業のみに出席することとしました。そうすることで、朝から螢雪会に来て自習する時間が増えたので、集中して勉強できました。
■ 1日何時間くらい勉強していましたか?
― 10時間くらいでしょうか。
■ 日々どのような目標設定で勉強を進めていましたか?
― 担当してくれたのは面倒見の良い先生方ばかりだったこともあり、自分がどのような勉強をしているのかが先生方にバレバレでした(笑)。ですので、先生方に恥ずかしくないように日々学習していました。また、常に第一志望の北海道大(医)を念頭において学習に取り組んでいました。
■ 勉強に集中するために何か心掛けていたことはありますか?
― しっかりと睡眠時間を取ることを心掛けていました。やはり、睡眠時間が取れていないと、学習の効率は下がってしまいます。
■ 勉強がスランプに陥った時にはとのように対処していましたか?
― 私は高卒生用の寮に住んでいたので、夕食時に同じような境遇の友人とたわいもない話をすることによって、気分転換していました。その気分転換のお陰で、勉強がうまく行かない時でも、何とか乗り切ることができました。
■ 医系予備校の授業とバランスをとるのは難しかったのではないですか?
― すべての時間を白紙委任されると逆に困ってしまうので、何かに追われて、忙しいくらいの方が充実していました。よいバランスで進めることができたと思います。
■ 今後受験を迎える生徒さんへのアドバイスをお願いします。
― 第一志望の大学にこだわりを持ち続けることは大切だと思います。私の場合は北海道大学(医)を第一志望にしており、同大学の理系学部であれば同じ入試問題を解くことになります。ですので、難問奇問というよりも、標準からその少し上のレベルの問題を解けるようにすれば合格できると信じていました。そのように目標をしっかりと見据えて対策を講じると良いと思います。そのためには、螢雪会の先生にドンドン希望をオーダーした方が良いと思います。螢雪会の先生はそれ以上のものを提供してくれます。また、勉強や受験のことで誰に相談していいかわからないことやちょっとしたことは、事務局の方々に聞けば、しっかりと対応してくれます。