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東大蛍雪会では、
朝日小学生新聞に「中学受験コラム」を連載させていただいております。
志望校合格を目指す小学生の生徒様が中学受験を乗り切るためのコラムです。
東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師
氏名:中野 友梨
現在の所属名:東京大学文科Ⅲ類1年
出身高校名:私立桜蔭高校
出身中学校名:私立桜蔭中学校
本文タイトル:3月の勉強法①
今回は前回にお伝えしたとおり、受験学年になる直前の長期休みである春休みの使い方について書きます。
まず、やってほしいことは全教科をまんべんなく復習することです。苦手教科を作らないこと、全教科のバランスを考えることが大事だと今までのコラムでもお伝えしてきましたが、春休みは今まで学んだことを総復習する絶好の機会です。夏休み以降は志望校に向けての対策が中心になります。そのため、さまざまな分野での基礎固めを行うのは早いに越したことはありません。単元ごとに区切るなどしながら、自分のペースで進めていきましょう。
次に、理科や社会、さらには国語の漢字や四字熟語などの知識問題の抜けを詰めていきましょう。知識問題は覚えるだけで得点源になる一方で、一朝一夕には身につきません。一問一答の問題集などは夏までに完成していると一歩抜きん出ることができるので、この長期休みを使って知識の定着を図りましょう。赤シートを有効活用したり、ノートを左右で分けて問いと答えを書いたりするなど、自分に合った暗記方法を見つけていきましょう。
最後に、春休みに大事なのは計画を立てる習慣をつけるところです。毎日思いついたことをなんとなくやっているだけでは、受験には対応できません。目標から逆算して、今やるべきことはなにか、何をいつまでにやればいいかを明確にすることを意識しましょう。計画を立てる時に大事になるのはなるべく余裕を持った計画を立てることです。やみくもに与えられたものをこなすだけではもちろん良くないのですが、状況によって目標を臨機応変に変えなければいけないというのも事実です。ギリギリの目標を立ててしまうと負担になります。特に受験を見すえた長期的な目標を立てるときは気をつけてください。大きな目標を見すえたターニングポイントもぜひ有効活用しましょう。
皆さんの春休みが実り多いものになることを祈っております。