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はる 講師 <東京大学理科三類1年> 5月分

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ゴールデンウィークも過ぎ、5月も終盤となってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私の方では新年度の忙しさも落ち着き、だんだんと生活の変化に慣れてきました。

 

今回のコラムでは、5/13(土)-14(日)に行われた東大の一大行事、「五月祭」についてご紹介したいと思います。

 

東大の学園祭には、5月に本郷キャンパスで行われる「五月祭」と11月に駒場キャンパスで行われる「駒場祭」があります。駒場祭は1、2年生が主体となるのに対し、先日行われた五月祭は上級生の方々を中心に運営されているそうです。また、五月祭では1年生の大半のクラスが模擬店を出すのが特徴です。

 

今年はコロナによる規制も緩和されて、数年ぶりに飲食物の提供が可能になりました。特に多かったのはチュロス店で、それぞれのお店が独自のフレーバーを提供しており、食べ比べを楽しむことができました。他にも、ベビーカステラ・チョコバナナ・クレープといったスイーツ系から、たこ焼き・ケバブ・焼き鳥といった軽食系、田楽・バタフライピーといったユニークなものまで、多種多様なお店が揃いました。

 

多くのクラスでは、4月のうちから空きコマや放課後を使い、クラス一丸となって準備を進めていました。試作会を通してどのフレーバーがいいかを考えたり、お店の看板をデザイン・制作したりと試行錯誤を重ねました。準備を通してクラスの仲も深まったと思います。

 

私たちのクラスでもオリジナルの模擬店を出店し、たくさんの方にお越しいただきました。接客経験のなかった私ですが、見様見真似で調理や宣伝、会計を行い、新鮮な経験を得ることができました。結果的に、二日目の終了を待たずして完売。それまでの準備にかけた労力が報われてとても嬉しかったです。

 

五月祭は一般公開されているので、親子や家族連れでいらっしゃっている方も多かったです。また、中高生が何人かでお店を回っている姿もたびたび目にしました。思い返してみると、私自身も中学生の時に五月祭と駒場祭を訪れ、東大の自由で楽しい雰囲気に惹かれた記憶があります。

 

受験生の方は勉強で忙しいことと思いますが、息抜きがてら志望校に足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。自分がその大学に入った姿をイメージできるようになり、勉強を続けるモチベーションも得られると思います。ぜひ、学園祭の時でもそうでない時でも、志望校を訪れて雰囲気を感じてみてください。