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今年も残りわずかとなってしまいました。日に日に寒さが厳しくなってきましたね。駒場では銀杏並木の落葉がきれいで、冬の訪れを感じます(写真のような光景が広がっています)。
先月のコラムでもお話しましたが、東大では11月末に駒場祭が行われました。今回は現役東大駒場生の視点から、駒場祭の見どころを3つご紹介したいと思います。
まず、学園祭を語る上で外せないのが出店(企画)です。五月祭と同じく、どこの通りを歩いてもクラスやサークルなどで様々な出店が行われていました。ほとんどはポトフや小籠包といった飲食系の出店でしたが、中には射的などの少し個性派の出店もあって盛り上がっていました。また、「駒場グランプリ」という投票イベントもありました。来場者の方がそれぞれのお店を「優上」「優」「良」「可」の四択で評価し、評価の高かったお店がグランプリに選ばれる、というものなのですが、実はこの四択の評価、東大の中での成績の付け方と全く同じなんです(笑)(正確には落単、と呼ばれる「不可」の評価もあるので五択ではありますが……)「こんなところにも東大らしさが……!」と面白かったです。
次に駒場祭の目玉となっているのが、ステージ発表です。ダンスサークルやバンドの一大発表がこの駒場祭で行われていました。例えばダンスだと、アイドルのコピーダンスをする「東大娘。」やストリートダンスの”BOILED”、ジャズダンスの”FreeD”、K-POPダンスの”WINGS”などが発表をしており、私も友人の発表を見に行きました。大学に入ってからダンスを始めた人も多いそうですが、どの発表もキレキレでかっこよくて、見ていて楽しいダンスばかりでした!
最後に、駒場祭のもう一つの楽しみが、サイエンスショーや模擬裁判などの体験型のイベントです。個人的には、東大らしさが一番感じられるのがこのような企画だと思います。特に、駒場グランプリにも輝いていた「なるほど体感!サイエンスミュージアム」は、多くのお子さんが楽しんでいましたが、大学生の私にとっても「なるほど」と新しい発見があるような、刺激的なものでした。
以上、東大1年生の視点での駒場祭の見どころ紹介でした!今まで駒場祭は来場者として楽しむ側にいましたが、今回企画側に立ったことで、企画の難しさを実感したり、東大生の仲間のアイデアに驚かされたりと、新たな視点で駒場祭を見ることができました。(円滑に企画の運営をできるように環境整備をしたり、夜遅くまでごみの分別をしてくださったりしていた駒場祭委員会への感謝の気持も芽生えました(笑)
少しでもみなさんに、駒場祭のわくわく感をお伝えできていましたら嬉しいです。
最後になりましたが、受験生の方はこの冬がラストスパートになりますね。幸せな春の訪れを願いつつ、今できることに全力で取り組めるよう、微力ながら応援しております。
受験生でない方も、実りある冬を過ごされることを願っております。
今月も最後までお読みくださりありがとうございました。良いお年をお過ごしください。