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中学生 数学 日常学習の進め方

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数学は苦手意識を持つ人が多い科目です。しかし、説明をきちんと聴いても理解できない単元はほとんどないはずです。そして理解した後に適切に問題演習を行えば、数学ができるようになります。

1.学校の授業をきちんと聴いてください

まずは、学校の授業をきちんと聴いてノートをとる、これが基本中の基本です。数学は学年が進むにつれて、内容が高度なものになってきます。また、1~2年で学んだことがしっかりと身に付いていないと、3年で習う高度な内容の単元を理解することが難しくなります。後になって取り返しがつかないようにならないためにも、真面目に授業を聴くことを忘れないでください。

2.演習してください

数学は公式や解き方を見て覚えるだけでは問題を解けるようにはなりません。実際に問題を解くことによって初めて、習った単元のことを本当に理解できるようになるのです。自分で実際に頭を使って手を動かしてこそ身に付くのです。そのため、問題集などで演習を行い、解ける問題を増やしていきましょう。解き方を人に説明できるぐらいになれば、完全に分かっていることになります。

また、数学の勉強はできるだけ毎日するのが望ましいですが、いろいろ忙しくてそこまでできなくても、一週間のうちに数学の勉強をする曜日を決めて、その曜日には必ず問題演習をするといった習慣を付けておくと確かな学力を身に付けることができます。

3.分からない問題を放っておかないでください

数学で習う単元は小学校のときの算数で習った単元の延長線上にあります。また、中学校で習った単元は高校で習う単元に続いていきます。このように数学は積み重ねの科目であるため、分からない問題を放っておいてしまうと、どんどん分からなくなってしまうという悪循環から抜け出せなくなってしまいます。また、中学校になって習った単元が分からないとき、前の単元が分からないことが原因かもしれません。必要に応じて、前の単元を復習することから始めましょう。

4.間違えた問題を消さないでください

問題を解いて間違えたときに消しゴムで消してしまう人が少なくありません。間違いは恥ではありません。人は間違いから学ぶものであり、そういう意味で間違いとは成長の源とも言えるものです。間違いを消したりせず、赤のボールペンなどで間違いを訂正し、自分がどこで間違えたのか、何故間違えたのかを確認してください。間違えた問題は時間をおいてから解き直してください。一回解き直してみて解けなければ、またもう一回というように、解けるようになるまで繰り返し解き直してください。

5.計算ミスをなくしましょう

式が合っているのに計算ミスのせいで点数を落としてしまう人が非常に多いです。まず普段の勉強のときから最後まで計算する習慣を付けておいてください。式を立てただけで満足せず、最後まで解き切ってください。また、普段から極力短時間で解を出せるように心掛けてください。いつもゆっくり解いていている人が、テストのときだけ計算スピードを上げようとしても、うまくいかずミスが続出するなんてことになりかねません。問題演習をする際には解くスピードも意識してください。めったに計算ミスをしないぐらいの計算力を身に付けておくと、高校生になったときにとても助かります。