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中学2年生:学習の進め方

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中学2年生の学習の進め方|高校受験

英語

(1)単語・熟語

① 難関校・中堅校

単語集や英検3級の過去問などで1年かけてマスターしてください。

② 標準校

教科書や英検4級の過去問などで1年かけてマスターしてください。

(2)文法

① 難関校・中堅校

2年終了後の春休みまでの間に、中学3年間の文法をマスターしてください。

② 標準校

2年終了時に、1、2年の総復習として、2週間程度で終えられる量の問題集を解いて、受験の準備を始めてください。

(3)読解

① 難関校・中堅校

英文読解用の問題集に取り組みます。英検3級の過去問を少しずつ解くのも力がつきます。ただし、設問を解くだけでなく、全文を和訳し、知らない単語を調べて単語帳にまとめる、といったことは、必ず実践してください。

② 標準校

文法用の問題集についている英文問題は必ず解くようにしてください。

(4)リスニング

① 難関校・中堅校

NHK講座の問題、公立校入試用のリスニング問題、英検3級用の問題などを解いてください。苦手な方は週に1回は勉強してください。夏休みなどの時間がある時期に集中して勉強しても構いません。

② 標準校

NHK講座などで毎日少しでも英語に触れるようにしてください。英検4級の過去問も聴いてみてください。

数学

(1)

難関校や中堅校を目指す生徒は、2年が始まる4月までに2年の1学期までに学習する範囲、夏休み中には2年の全ての範囲の先取り学習を終えて、3年の範囲の学習を開始することが望ましいでしょう。ただし、定期試験の時は、受験勉強ではなく、定期試験範囲の勉強をしてください。先行した学習内容の基礎を確認して固めるためにも定期試験のための勉強は大切です。そして、冬休み~春休みにかけて3年の範囲を全て終わらせてください。この段階で、ひととおり中学数学の学習が終了したことになりますので、春休みの間に数学の総復習として短期間で一冊を終えられる問題集に取り組み、基本が定着していないところがないかを確認してみましょう。

(2)

標準校を目指す生徒は、学校のペースにあわせて勉強に取り組み、特に復習を充実させてください。2年では学習内容が難しくなりますので、毎日の勉強時間も増やす必要があります。また、夏休みには1~2年の既習範囲を復習することが大切です。この期間に勉強量を増やし、実力をつけていけば、志望校のレベルを上げることが十分に可能です。一方で、夏の間に2学期の定期試験に向けて予習をすることもお薦めです。冬休みには、夏よりも問題集のレベルを上げて1~2年の復習をするとともに、3学期の定期試験のための予習もしておくべきです。

国語

(1)難関校・中堅校

問題文を長くしていき、実際の入試問題レベルに近づけていくことが大切です。古典が始まりますが、典型的な古典単語を記憶すること、問題文を音読して古典のリズムに慣れること、夏休みに入試レベルの問題を解いて力をつけておくことが必要です。また、漢字や文法は1年生の時と同様に継続して取り組んでください。

(2)標準校

2年レベルの問題を解くことができるようになるまで、読解の練習量を増やしてください。実力が伸び悩んでいる場合には、夏休みに集中的に特訓することが必要です。また、語い力に不安がある場合には、早急に語いを補充しなければなりません。古典は定期試験対策に絞って、徹底的に復習する程度にとどめてください。漢字は1年生の時と同様に続け、最終的には受験対策用の問題にも取り組み始めてください。

理科

(1)定期試験対策

学校の授業をしっかりと理解することが大切です。教科書を読み直すだけでなく、市販のテキスト等を利用して、効率よく勉強してください。特に、知識の記憶が重要になってきますので、自分にあった暗記のコツを早くつかめるよういろいろ試してみてください。暗記用にまとめられた、メモ帳大の大きさのテキストもあれば、赤い下敷きを利用して記憶すべき用語を消す(用語はピンクかオレンジのペンで書くと消えます)、緑のペンで文字を消して赤いシートをかぶせるなど、いろいろあります。また、学校の授業のノートをとる時には、常に定期試験を意識することは大切です。ノートの提出が求められる学校では、それも評価の対象になります。ノートを取る時は、あとで見やすくなるよう工夫することを心がけてください。また、授業をしっかりと聴いて、その場で理解してください。そして、自宅での学習で知識を定着させ、問題演習もしてください。

(2)入試対策

夏休みには、受験校を概ね決定し、受験科目として理科が必要であるのか否かをはっきりしておくと、以降の勉強に取り組みやすくなります。また、夏休みというたっぷりと時間を取ることができる期間には、1年の時に習ったことを復習するとよいでしょう。その際には、1年の時よりも難易度の高い問題集に挑んでみてください。さらに、先取り学習として、2学期以降に学習する単元を予習しておくとよりよいでしょう。できる限り、3年の夏休みまでには理科の全ての単元をひととおり終えている状態にしたいものです。
もし、理科が出題される学校を受験するかどうかについて迷っている場合には、過去問を見て、レベルを調べてみましょう。仮に3年になるまで受験校を決定できない場合は、夏休みに先取り学習には手を出さず、既習範囲の復習に重点を置いてください。この場合には、理科よりも英語、数学、国語に時間を割くべきでしょう。公立高校を受験することを考えている場合も、夏休みに1年の復習を行い、知識の定着を図りましょう。また、3年になる前の春休みには1~2年の復習をして、3年になった時に教わる単元のみに集中できるようにしてください。

社会

(1)定期試験対策

社会は、学校の授業をよく聴いてさえいれば、その内容を理解でないことはまずありません。特に、授業の前に教科書を読んでおくと、どんなことを勉強するのかがあらかじめ分かって、理解しやすくなります。また、様々な参考書が市販されているので、それらの参考書をじっくり読んでいくことも内容を理解する助けになります。
しかしながら、内容を理解しただけでは不十分です。用語等を正確に漢字で書けるまでに覚えることが必要です。そのためには、書いて覚えることも効果的です。そのためのテキストも市販されています。いろいろな方法で効率よく覚えてください。なお、地理を勉強する際は、常に地図を見るよう心掛けてください。

(2)入試対策

2年の夏休みには、これまでに学んだ単元の確認と10日程度で最後まで解くことができる量の問題集で復習をしておきましょう。いったん覚えたことを忘れかけた頃に集中して復習すると、知識が定着しやすくなります。